miseruの再生治療〜幹細胞由来上清液治療〜
幹細胞由来上清液治療
幹細胞培養による再生医療には
・細胞採取時の負担
・培養に時間がかかる
・高額
のデメリットが少しあります
そこで当院では再生医療の入口として幹細胞由来上清液の点滴あるいは注射による治療も用意しております
もちろん培養した細胞を体内に注入するのが一番の効果を発揮しますが、上清液治療でも十分な治療効果が期待でき、次のような方にお手軽に再生医療に触れていただけるものと考えております
・慢性疼痛でお悩みの方
・過去に大きな病気を罹患し、今は完治しているが再発が心配（心筋梗塞・脳梗塞等）
・加齢による体調不良、疲労感、肌ツヤの衰え等にお悩み
・大きな病気を患わないかと心配（未病・予防）
上清液とは
ヒト幹細胞を培養する過程で上澄み(培養上清）液だけを抽出したもの
▼ Point
・上清液には培養した細胞は含まれていない
・細胞から分泌されたエクソソームやサイトカインが豊富に含まれている
・体内での拒絶反応や異物反応が生じにくい
サイトカインとは
サイトカインは体内で免疫細胞から分泌されるタンパク質の一種です。身体の健康維持に必要な免疫を機能させるために、重要な役割を担っています
細胞間の情報を伝達し、周囲の細胞の増殖や分化を促進する働きがあり、また免疫細胞を活性化させたり抑制したりするはたらきを持っており、免疫機能のバランスを保つための重要な役割を担っています
サイトカインは主にインターロイキン類、インターフェロン類、ケモカイン、造血因子、細胞増殖因子、腫瘍壊死因子に分類できますが、体内には約800種類存在すると言われており、損傷箇所の治療や美容効果が期待できます
エクソソームとは
エクソソームの小さなカプセル状の内部には核酸（マイクロRNA、メッセンジャーRNA、DNAなど）やタンパク質などの物質を含んでいます。エクソソーム中に含まれるマイクロRNAには、出荷された細胞のさまざまな情報が含まれています
・けがをした ・腰が痛い
・骨折した ・倦怠感がする
などの体内の異常や
・傷を治せ ・熱を下げろ ・寝不足です
のような修復のメッセージが入っており、それを細胞間で伝え合って健康を維持しています
培養上清液に含まれるもの
培養上清液の種類
品質にこだわった培養上清液
幹細胞上清液といっても、“何の幹細胞培養なのか”と“若さ”で大きく品質は異なります
主に
・脂肪 ・歯髄 ・臍帯血
・骨髄 ・臍帯
由来があり、当院で治療に用いる上清液は
・臍帯
・乳歯由来の歯髄
の2種類です。
日本国内で流通している割合は図のようになっています
臍帯由来の上清液
脂肪由来の上清液は、脂肪を提供した方の年齢は必ずしも若いとは限りません
また、放出する成長因子の量や種類は脂肪由来よりも、０歳に相当する臍帯由来の方が多いとも報告されております。しかし、国内で流通している幹細胞はほとんどが脂肪由来であり、臍帯由来は、わずか1%程度と報告されております
乳歯由来の歯髄
再生因子が最も多く存在する「子どもの乳歯」を用いた乳歯幹細胞（チャンピオン乳歯）を使用しています
臍帯および乳歯由来の歯髄から採った幹細胞は明らかに若い細胞であり、それだけ上清液治療の効果発現が期待できる
