【渋谷 再生医療】髪のエイジングケア！薄毛の主な原因や治療法とは？

男性の場合

男性の薄毛は、主に男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンがかかわっています。ジヒドロテストステロンが毛包に作用すると髪の成長期間が短くなり、休止期は相対的に長くなります。結果として毛包が小型化し、細くて短い毛が作り出されます。さらに、毛周期が早まることで新しい毛が生えてくる前に既存の毛が抜けてしまい、頭皮が目立つようになります。これが、男性の薄毛の主な原因です。

女性の場合

女性の薄毛は、髪の成長周期であるヘアサイクルの乱れによるものです。ヘアサイクルは毛が生えて成長し、自然と抜けて新たに生えてくる期間のことで、「成長期」「退行期」「休止期」に分けられます。加齢やストレスなどでヘアサイクルが乱れると成長期が短くなり、太くしっかりとした毛を育てることができず、結果的に薄毛につながります。

女性の薄毛は女性型脱毛症と呼ばれ、男性型脱毛症（AGA）とは原因や進行パターンが異なります。男性型脱毛症の原因が遺伝や男性ホルモンであるのに対し、女性型脱毛症はホルモンバランスの変化やストレス、生活習慣などがかかわってきます。

年齢とともに細胞が老化すると、毛髪の生成に関わる毛母細胞もその影響を受けます。毛母細胞の機能低下によって毛髪の生え変わりが活発に行われず、薄毛や抜け毛が進行します。髪のエイジングケアは薄毛対策において重要であり、再生医療を選択することで満足のいく結果が得られることが期待されます。

幹細胞培養上清液療法

幹細胞を培養した際の培養液の上澄み液を用いた治療法です。ろ過や減菌などの処理工程が行われた幹細胞培養上清液には、サイトカインやエクソソームをはじめ、何百種類もの成長因子などが豊富に含まれています。頭皮に直接注入して毛母細胞を活性化させたり、ヘアサイクルの休止期から成長期に育毛・発毛を誘導したりといった特徴があります。個人差があるものの、ダウンタイムはほとんどなく、翌日からシャンプーが可能です。

考えられるリスク・副作用としては、注射した部分に軽度の痛みや腫れ、赤みが生じることがあります。これらは一時的なもので、通常は自然に治まります。また、個々の体質や反応により、治療効果に差が出ることも挙げられます。

エクソソーム治療

上述した幹細胞培養上清液から、エクソソームのみを抽出した製剤を使用する治療法です。エクソソームは細胞間の情報伝達やコミュニケーションを助ける物質で、体内を活発に循環しています。また、組織の修復や抗炎症作用などの働きも担います。間葉系幹細胞から分泌されるエクソソームの内部には、タンパク質をはじめ、マイクロRNA（miRNA）・メッセンジャーRNA（mRNA）・DNAなどの核酸が含まれています。リスク・副作用は注入時の痛みをはじめ、頭皮の腫れや赤み、点状出血などが生じる場合があります。

薄毛治療として注目を集めている再生医療ですが、個々の体質や症状などに応じて得られる効果が異なるケースも少なくありません。そのため、医師と十分に話し合い、特徴やリスク・副作用などを理解したうえで、目的やニーズに合った治療法を選択することが重要です。

渋谷周辺で再生医療や薄毛治療などに関するご相談なら、ミセル代官山クリニックまでお問い合わせください。幹細胞由来上清液の点滴あるいは注射による治療をご案内しております。治療のメリット・デメリット、期待できる効果、想定されるリスク・副作用なども細かく丁寧にご説明いたしますので、気になることがございましたら何でもお尋ねください。